先日、大阪で『体幹トレーニングの本質』の勉強会に行って参りました。
始め体幹トレーニングと聞くと『締めるもの固めるもの鍛えるもの』と思っておりました。
ラジカスキー先生のお話は僕が求めていた事で目からウロコの連続でした。
自分が普段、疑問に感じていることが線で繋がり共感できまた新しい気づきも発見できました。
巷に流行っている『体幹トレーニングって何なの?』
素晴らしいメソッドや凄いテクニックそんなものどうでもいい。。。
もっと人間の身体の本質を深めたい。。。
静止して立っているように見える時であっても、重心はわずかに
前後左右に動いています。
わたしたちの身体は建物のような静的な構造と違い、様々な動きができます。
そのため、
身体の骨格を支えるための筋肉を硬めたり鍛えたりするだけでは動くための安定性は得られません。そして体幹にある
腹筋群をただ闇雲にトレーニングして硬くしてしまっても、逆にアンバランスとなり
猫背になるだけです。
では、
体幹=核=コアとなる部分をどのように整えていくのか深呼吸です。
深呼吸はできますか?(^O^)
体が風船のように膨らみたくさん空気は入りますか。
例えば、
左側の肋骨は動きやすく、右側の肋骨が動きにくい場合、右側の肋骨の周りの筋肉が硬くなっているかもしれません。
肋骨が動かない代わりに肩が動いているかもしれません。
もしかするとその肩で呼吸を代償していたら肩凝りにつながっていきます。
動きにくい部分があれば手でそっと触れながら呼吸をしてみて下さい。
触れた手の下で肋骨が膨らんでいる感じ。
その肋骨の中に酸素がたくさん入ってくるイメージで。
身体の外ばかりでなく
身体の中の感覚に目を向けることが大切なんだと学びました。
目で見えない部分をいかに感じること。
ここにヒントがありました。(^O^)
この写真のワークをやった後、
姿勢の変化を感じました。
「姿勢を良くしましょう」という指示は一切なかったのに自然と歪みが矯正され余分な筋肉の緊張もとれ良い姿勢になっていました。
さらに、呼吸が楽になり身体が軽くなりました。(^O^)
これからも
脱力姿勢とはを臨床や研究のテーマとして精進していきます。
こんなにも楽に座れて楽に立って楽に歩ける。
目の前のお一人お一人にお伝えしていきたいです。
最後まで読んでいただき有難う御座いました。m(_ _)m